多忙な日々に追われ・・・

先月末、主人の父が他界しました。
元々病気を幾つもかかえていて、最後は自宅で義母に介護されながら過ごし、義母と義母の妹夫婦に看取られながら眠るように息を引き取ったそうです。義父は「会社人間」で仕事を愛し、会社にもとても大切にされていた人でした。大勢の参列者と、祭壇を覆いつくすような花々に囲まれて旅立っていきました。
主人の父方の祖母、母方の祖父、そして義父。同じ斎場で3回も「天国への旅立ち」に立ち会いましたが、こうしていつか順送りに自分の番が来る、確実にいつか自分にも訪れる「瞬間」がある。日々を大切に生き、悔いのない人生にしたいものです。
実家のお仏壇には、昭和初期に先祖が毛筆で書き残した書物(?)があり、初めて目にしましたが、亡くなった義父は12代目、パパが13代目、息子が14代目になるそうです。家憲(家訓)も書いてありました。先祖が保証人になって大損したことがあるようで「収入の6割で生活、4割は貯蓄せよ」とか「読経は暗記せよ」などと書かれていました。実際、義父も義母もお経は暗記してました(!)。私は般若心経はまだ見ながらでないと無理デス。いずれ私達が先祖の供養をしていく立場になるので、自分の今後の大きな課題になりそうです。


私の父が明日で73歳の誕生日を迎えます。
昼前、四十九日のお供えのことで自分の実家に電話したとき、丁度父が電話口に出たので、一日早い「おめでとう」を伝えました。姉が白内障の手術後の通院で留守にしていて、母が姪っ子に離乳食をあげている様子でした。なんでもいやがらずによく食べるそうで、きっと大きくなったろうな〜、と8月の再会が待ち遠しいオバサンの私(笑)。父は数年前に大動脈乖離の大手術をして、その後奇跡的に回復して今は孫をお風呂に入れるのが日課という毎日。母も足の骨折が回復して、8月に鹿児島の母方の祖母の法事のため父と出掛けるようです。実家を継いでくれた姉には感謝しているし、手伝えることはしてあげたい。今は父と母が元気でいてくれることが何より幸せです。

自分の家族について、色々想いを巡らせた6月でした。