民謡が聴きたくなって

私は14歳から23歳まで、民謡三味線を習っていました。最初は太鼓がメインの会で西モノの民謡中心に中棹の三味線、高校の頃からは津軽三味線の会で東北・北海道民謡を中心に、下手ながら唄も習っていました。理由あって辞めてしまいましたが、太棹は今でも押入れの中に大切に保管しています。
村松健さんが、奄美の三味線(奄美三絃)をライヴで披露されるようになって、私にとっては三味線の音がとても懐かしくて、そのときにやっと、若い頃に三味線を習っていて良かったな、と思えるようになりました。でも奄美三絃と津軽とでは調子(キー)が違いすぎて、太棹で村松さんの曲を耳コピすることは無理でした(笑)。
今年、テレビをつけたときに偶然、民謡の番組をやっていた、ということが3回もありました。最近では民謡大賞だったかな、各地の民謡大会のチャンピオンばかり40人出演していた番組があって、自分の習っていた曲や知っている曲、曲は知ってるけど歌詞が違う曲、初めて聴く曲、どれも素晴らしい唄で、知っている節を一緒に口ずさみながら見ていました。
民謡って、やっぱりいいな〜。また聴きたいな〜。と思っていたら、眼福さんのブログで、民謡ユニット「つるとかめ」のCDに細野晴臣さんと浜口茂外也さんがゲスト参加されていることが紹介されていて、曲目も東北民謡だけでなく岐阜・島根・富山・鹿児島など幅広く取り上げられているので、「これだ!」と即Amazonで注文、本日の午後届きました。

しゃっきとせ

しゃっきとせ

すごく良いアルバムです。詳しい感想は後日書きます。また三味線弾きたくなってきちゃったな・・・。